家庭教師と塾というのは基本的に似ている部分が多いと思います。
学習する内容に関しては学校の学習内容についての勉強をマンツーマンで教えるか、複数の人数をまとめて学習させるかということと、家に先生が来るのか、生徒が学習するために塾のある場所まで行くのかという違いだと思います。
親の中には家庭教師が良いのか、塾が良いのかと迷っている方がいると思います。
学習の呑み込みが遅い子供だったら家庭教師を付けて時間を掛けて教えてもらった方が学習意欲が湧いて成績が伸びるかもしれないですし、塾の場合は周りの学習する態度に刺激をもらって自分も学習しようとするだろうし、複数の人に混ざって勉強することは周りとの競争意識が芽生えてどんどん勉強していく可能性があります。
だけど塾の場合、授業を進めるのが早く内容を呑み込むのに時間が掛かると遅れていく恐れがあり、塾の授業の進め方は授業内容を生徒の7割ぐらい理解したら次に行くカリキュラムが組まれており、そういったシステムが進んでいくのです。
その点家庭教師の場合は生徒自身が理解するまで次の内容に進まないし、理解するまで教えてくれるので確実に学習していくことができます。
また、塾における教師は複数の生徒に授業を進めないといけないので研修などを受けてから塾の教師になるので指導力レベルは高いといえます。
その点家庭教師は研修とか行っているところは少なく、家庭教師の多くは大学生がアルバイトを行っているので責任感とか、指導力というのはそんなに高くないでしょう。
しかし、家庭教師というのは若い人が多いので生徒の話とか聞いて相談に乗ることができるのでそういったメリットがあります。
塾の授業料と家庭教師の授業料を比較した場合、家庭教師の方が高くなってしまいます。
それは生徒一人に対して教師一人付くので人件費は高くなってしまうので、費用を抑えたい場合は知り合いに頼んでいくらで家庭教師しないといったアルバイト感覚で提案したら安い料金で済むと思います。
だけど家庭教師とつけた場合、学習意欲のある生徒なら良いのですが、学習意欲がない生徒だと勉強を教えても成績が伸びないということがあるので、家庭教師の力量にもよりますが、生徒を学習意欲が湧くようにもっていく指導力が必要で、塾の場合だと周りに自分と似たような生徒がいるので周りから刺激を受けて学習しようとするはずです。
そういったところは家庭教師の腕の見せ所だと思います。